2018年7月 アーカイブ

2018年7月31日 9時46分56秒 (Tue)

長所と短所

こんにちは。
前回のブログで、イメージどおりに演奏したいときテクニックの足りていないところで体が伸び上がったりすることがある、と書きました。そこについて補足したいと思います。

一生懸命弾いているときに頭がふわぁ~~と横に動いたり、肩が上がったり、体が伸び上がったりしませんか?子ども大人に関わらず、よくあることです。その時に、その動きにだけ注目して、肩の力を抜いて!とか、頭がフラフラしないように!と言ってはもったいないです。
私は肩に力が入ってしまったり、腕を必要以上に動かしすぎてしまうところがあります。小中高までは肩を上げない!と毎週のようにレッスンで直されていました。肩なんて上げたくないのにどうしてこんなに力が入っちゃうんだろう、なんてダメなんだろうとずっと思っていました。自分の肩にパンチしてたこともあります(笑)それくらい演奏中に自分の肩に集中してましたので、コンクールの講評などにはよく、指は良く回るしミスも少ないけど音色をもっと聴いて、とか表現を豊かに!と書かれることが多かったです。
前回のブログのとおりに、からだの大きすぎる動きは、こう弾きたい!という気持ちがあるけどテクニックが足りていない時に出てくるものです。気持ちが強ければ強いほどその一種のクセは強く出てくるのかな、と思います。でもからだの動きだけを注意してくる人は必ずいます。それもそのからだの動きを短所として指摘してくると思います。ですが、そうではなくて音楽を表現したい!という気持ち、ぱっと見は長所として捉えられるところになりますが、そういった気持ちの方により注目してそのための手や腕や背中や腰の使い方、いわゆるテクニックを少しづつ身につけていくことの方が、とても大切ですよね。
ぱっと見でダメ出しするなんてことは、本当に簡単なことなのです。誰にでもできます。自戒も込めてはっきり書きます。長所と短所は上に書いたように表裏一体になっています。長所に注目してそこを鉄板に強靭にしていけば、ぱっと見は短所といわれるようなところはだんだん少なくなってきます。

2018年7月30日 21時45分19秒 (Mon)

気持ちにテクニックが追いつくように②

こんにちは♪

前回は気持ちにテクニックが追いつくとは、まずピアノを弾きたい、とか、もっとここをこういう風に弾けるようになりたいとか、そういった気持ちが生徒本人にある上で、その欲望を叶えるためにテクニックが必要になってくるということを書きました。
そこから話が逸れてしまい、私がなんでことだ!と感じたことについて書いてしまいました。本当は上手になりたいと思ったところからどのように音楽的に豊かに心いっぱいにその曲の良さを感じられるきっかけをつくるか、そしてテクニックが先行してしまったときのその先にある私の感じることついてお話したかったんです。

曲の良さと書いてしまいましたが、具体的にはこの曲はこんな感じがするなぁ、ここはこういうレガートで、このフレーズは頑張ってここまでひと息で持っていきたいなぁとか、この休符はエネルギーをぐっとためる感じだ…とか、ここで私がいう良さとはそういったことです。ピアノを始めてやっと両手で弾けるようになって色んな曲を弾いていくと楽譜からその曲がどんな風か感じ取れると、感じたイメージに自分の音を近づけようとします。そのときに必要なのがテクニックです。
ですが誰もが自然に感じ取れるわけではなく、むしろほとんどの子どもの生徒は楽譜を読んで両手で楽譜通りに弾けるようにすることに集中します。そうやって一生懸命に練習してきてくれたら、さらにじゃあこのフレーズはどんな感じだろう?こんな感じ?と言葉で伝えても子どもはなかなかイメージが湧かないものです。生徒本人が心からあぁこんな感じだな、と体で感じられるように伝えます。本人が心からイメージ出来ていると表現しようと気持ちを強く持って弾きます。気持ちを強く持っただけでテクニックは何も教えてなくともとても音楽的になってきます。それは本人の強い気持ちがひしひしと伝わってくる音楽です。そしてその時の弾いている姿を見るとテクニックの足りていない部分を体全体でカバーしようと伸び上がってみたりと特に背中や肩、腕や頭がよく動いています。そうなったときに本人のイメージどおりに弾くためのテクニックを少しづつ少しづつ、毎週コツコツと少しづつ、本当にコツコツと教えていくと体の大きすぎる動きも収まってきます。
楽譜を正確に読めるということは、本当に大切なことでクラシック音楽の場合は長く続けるための要素にもなってきます。ですが、リズムどおりにヨタヨタしないで、アクセントは強く、スタッカートははっきり切って…そうやって楽譜通りに正確に弾くためにテクニックを毎週コツコツ教えていくと、とてもよく指はまわっているんだけど、何も伝わってこない、どうしてかっていうと本人がその曲に対して自分だけの思いがないので、伝わりようがない…という風になってきます。私はそれは本当にもったいない、もっと音楽のなかに自分はどんな感じ方をする人間なのか、自分を感じてほしいなと思います。少し前のブログで似たようなことを書きましたね。
なんだか今日はうまくまとめられないのでこのへんにしておきます。

次回はまた書きたいことが出てきたら書きます。

2018年7月24日 16時33分49秒 (Tue)

気持ちにテクニックが追いつくように。テクニックを先行しない。

なんだか背景が紫ですが、よくわからないのでこのまま進みます。
猛暑、ですね。毎日毎日熱中症にならないように、それだけ気をつけて生活しています。

緑園に引っ越してきてからありがたいことにブログを見て体験レッスンを受けにきてくれる生徒がいます。
私がピアノ教室のホームページのブログを書くのは書きたいことがある時だけです。
書きたいことがないのに書いても私自身もつまらないです。
伝えたいことが溢れてきたときに書くのです。といっても書きたいことが溢れているのに忙しいと言い訳して書かない時もありますが、書きたい気持ちは常に頭の片隅にあります…笑

ピアノも同じでまず、ピアノを弾きたい!この曲を弾きたい!もっと上手に弾きたい!ここをこんな風に弾けるようにしたい!という生徒本人の気持ちが何よりも一番大切だと思います。
上手になりたい!と思ったときに初めてテクニックが必要になるのです。本人にその欲望が実感としてないのに曲をどんどん進め、楽譜の難易度を上げていってはいけないです。そんなレッスンをして暇があるなら他に伝えることがあるだろう!!と思っています。

前に体験レッスンに来てくれた子、とってもよく弾けているんです。指も回るし楽譜もよく見ている。けど、そこに本人の気持ちがまったくのっていない…。聴いていて、大学受験のときの私を思い出して、本人の苦しさが痛いほどにわかって、心が痛かったのと同時に何としても楽しいと思う気持ちを取り戻してほしあと思いました。色々あってピアノが楽しいという気持ちがほとんど無くなってしまい、そんなときにお母さんが私のブログを読んで私のところに体験レッスンにきてくれました。本人の気持ちを置いてけぼりにしてどんどんレッスンを進めるのは、講師としてほとんど罪だと思いました。私はそういうレッスンは嫌です。気持ちを汲んでもらえないレッスンを想像して私が泣きたくなりました。それくらい切なくて悲しくて、私の心に深く刻まれる出来事でもあり、一時期の私自身の悲しみを思い出した出来事でもありました。
その後、私のレッスンに通ってくるようになり、今ではレッスンの帰り道にお母さんに、最近ピアノ楽しいよ♪とお話してくれるまでに回復してくれてます。レッスンしていても、可愛いらしい子がより可愛らしくいきいきとピアノを弾いて、あぁなんて尊いんだろうと思ってみています。
一旦、ピアノ嫌い、…となってしまうと回復に数ヶ月かかることもありますが、少しづつ少しづつ楽しい嬉しいが増えていくと必ずまた好きになってくれるんじゃないかって思っています。

もう少し気持ちにテクニックが追いつくということを掘り下げて書きたかったのですが、また次回にします。
 

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